年柱・月柱・日柱・時柱と「日主」の読み方(四柱推命入門)
前回は、四柱推命が「生まれた年・月・日・時を4本の柱に置き直して読む占い」であることを学びました。この回では、その4本の柱を実際に読むときの出発点、「日主(にっしゅ)」を見つけます。これが分かると、命式の表の見方が一気にラクになります。この回で分かることは、次の3つです。
- 4本の柱が、それぞれ何を表すとされているか
- 「日主」とは何か、どこにあるか
- 鑑定結果の画面で、日主をどこで確かめるか
命式は「縦に4本の柱が並んだ表」
四柱推命では、生まれた日時から作った4本の柱を横に並べた表を「命式(めいしき)」と呼びます。命式は、四柱推命の読み解きの土台になる表です。
それぞれの柱は、上下2つの漢字でできています。上の段を「天干(てんかん)」、下の段を「地支(ちし)」と呼びます。天干は「甲・乙・丙……」のような10種類、地支は「子・丑・寅……」のような12種類の記号です。細かい中身は次回以降に学ぶので、今は「柱は上下2段になっている」とだけ覚えておけば大丈夫です。
横に並ぶ順番は、画面や流派によって左右が逆になることもあります。画面の見出しで、どれが「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」かを確かめる習慣をつけておくと安心です。
4本の柱は、それぞれ違う場面を表すとされる
伝統的な解釈では、4本の柱はそれぞれ、人生の違う場面を表すとされています。流派によって説明に違いがあるので、「こういう割り当てが多い」くらいの気持ちで読んでください。
- 年柱(ねんちゅう)… 生まれた家や祖先、幼いころの環境
- 月柱(げっちゅう)… 親や仕事、社会での立場や姿
- 日柱(にっちゅう)… 自分自身と、身近なパートナー
- 時柱(じちゅう)… 子どもや部下、晩年、内面にある本音
家にたとえるなら、年柱が土台、月柱が外壁、日柱が暮らしの中心の部屋、時柱が奥の書斎、というイメージです。どこか1本だけで人生が決まるのではなく、4本の組み合わせで全体を見るのが四柱推命の基本です。
「日主」は自分自身を表す、いちばん大切な文字
4本の柱のうち、特に大切にされるのが「日柱」です。その日柱の上の段、つまり「日柱の天干」を、四柱推命では「日主(にっしゅ)」または「日干(にちかん)」と呼びます。日主は、その人自身を表す文字とされています。
命式を読むときは、まず日主を探して、「これが自分」と決めます。そのうえで、他の文字が自分から見てどんな関係にあるか(自分を助けるのか、ぶつかるのか)を見ていく、というのが四柱推命の読み方の流れです。つまり、日主が分からないと、他の文字を読む基準が決まりません。
たとえば日主が「甲(きのえ)」なら、大きな木のようなイメージで説明されることが多く、「乙(きのと)」なら草花のようなイメージ、といった具合に、10種類それぞれにたとえが用意されています。ただし、この回では覚える必要はありません。「自分を表す文字が1つ決まっている」ことが分かれば十分です。
日主から「関係」を読む、という考え方
四柱推命の面白いところは、文字そのものの良し悪しではなく、「日主から見た関係」で読む点です。たとえば、日主を助ける文字が多ければ「支えが多い」、日主を抑える文字が多ければ「試練や責任が多い」と読みます。
これは、人間関係に似ています。同じ人でも、味方の多い環境にいるか、厳しい環境にいるかで、見え方が変わります。命式の読み方は、「自分(日主)が、まわり(他の文字)とどう関わっているか」を見る作業なのです。
ただし、これは伝統的な読み方であって、人生を決めつけるものではありません。「自分にはこういう傾向があるとされるんだな」と受け止めて、日々を見直す材料にしてみてください。
あなたの結果ではどこを見る?
鑑定結果の「専門データ」には、「四柱・格局」という画面があります。そこで、この回の内容を確かめられます。
- 「四柱 — 天干・地支・十二運」の表 … 年柱・月柱・日柱・時柱が並んでいます。日柱の列には「(自己)」と書かれているので、その列を見つけてください
- 日柱の上の段(天干)… これがあなたの日主です。表の中で、他の文字より少し目立つ枠で表示されています
- 「日干の本質」… 日主がどんな性質の文字なのか、短い説明が読めます
生まれた時刻が分からない場合は、時柱は表示されません。それでも、年柱・月柱・日柱の3本があれば、日主は見つけられます。
あなたの今の10年は、
どんな時期?
四柱推命の大運で、10年ごとの運気の波を見てみましょう。



